海外出向契約書 策定コンサルティング
海外出向契約書とは、海外赴任者を現地法人に出向させる場合に法人間でかわす契約書です。海外赴任者の労働条件を国内と現地どちらに従わせるか、また赴任支度金や旅費等の費用負担をどちらの法人が負担するか等を記載したものであり、こちらも海外赴任者規程同様整備が必須です。
一般に海外赴任者を擁する企業には税務調査が入ることが多くなり、本出向契約書が未整備であると「利益操作の疑い」等を当局からかけられることがあります。
企業のこうしたリスク管理の観点からも整備が必要です。
また、現地法人と契約をかわすにあたって英語版が必要とのお声もよく聞かれます。弊所では英語版の作成も対応可能です。
海外進出サポートメニュー 一覧
海外進出にあたり、労務面の制度構築を継続的にサポートいたします。
海外赴任者の労務をめぐるルールは多岐にわたります。国内・海外の社会保険、税務の取り扱い、旅費・赴任支度金の支給、一時帰国ルールや特別休暇の付与、労働時間・休日の取り扱い等一つ一つルールを設計していきます。
海外赴任者の海外給与・国内給与設計を合理的なアプローチで行い、海外赴任者から納得の得られる給与設計を実現します。
海外赴任者を海外現地企業や関連企業に出向させる場合にかわす法人間の出向契約書は費用負担ルールや労働条件を国内・海外いずれに従わせるか等を取り決める重要な契約書です。
海外赴任者やご家族に赴任・帰任にあたって支給される赴任支度金、一時帰国ルールや、子女の教育等をわかりやすく説明したハンドブックの策定をいたします。
海外赴任者は国内勤務時の労働条件と著しく異なることになるため、海外赴任にあたり新たな労働条件を記した雇用契約書を結ぶことが必要です。
海外赴任者は国内勤務と比べ感染症や事件・事故に巻き込まれやすく、企業や海外赴任者自身のリスク管理のための安全対策・危機管理対策が必要となります。
海外現地企業への説明資料の英語版策定や海外出向契約書の英訳等も承っております。