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FLSA(公正労働基準法)とは
FLSA(Fair Labor Standards Act) はアメリカ全土で適用される労働法であり、最低賃金や時間外労働について規定している法律です。FLSAは連邦政府・州政府等の公的機関・病院・学校等に適用されるほか、州際通商等に従事する者や、年間売り上げが50万ドルを超える企業での業務に従事し、かつ特定の業務を行う者に適用されます。
アメリカは州ごとの権限が強く、連邦法での規定事項は下記4項目と最小限となっています。
1. 最低賃金 7.25$
2. 時間外労働 週40時間以降150%
3. 重要事項の記録 12の事項について記録
4. 年少者の労働 14歳未満の雇用を禁止
時間外割増賃金: 週40時間超の労働に対し150%の割増賃金を支払う必要があります。
•週の起算日は任意に設定可能
•週末、祝日の労働は週40時間超に該当しない限り割増賃金は不要
•2週間以上の労働を平均化することはできない
重要事項の記録・保管: 下記12項目を記録し保管する必要があります。
1.従業員の氏名・社会保障番号
2.住所
3.生年月日(19歳未満の場合)
4.性別・職業
5.始業時間・週の起算日
6.賃金の支払基準(例:「1時間あたり9ドル」、「週440ドル」)
7.1日・週ごとの労働時間
8.毎日または毎週の基本給
9.就業週の総残業手当
10.従業員の付加賃金・控除賃金
11.各給与期間に支払われた賃金の合計
12.支払い日と支払い期間
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